高知の漆喰

2021年05月29日

左官の仕事を始めて6年目に突入ですが、まだまだ、自分の扱った事のある材料や仕事内容は世界的に見たら1000分の1にも満たないぐらいのレベルでは!と思います。
そう考えると、まだ出会ったことのない材料や、やり方など、どんどん勉強していきたいなと思う次第。


今までは漆喰と言えば、高知の【土佐漆喰】ばかりでした。
室内の色を付けた材料と言えば、珪藻土のシルタッチやタナクリーム。
色もそれ専用に調合された色をただ混ぜて塗るだけって方法。

大抵はそういうのが多いのではと思うのですが。
お客様にすでに調合された数パターンの決まった色見本を見てもらって、どの色にしますか?というやり取り。

そういうのもいいのですが、色をお客様と相談しながら「もうちょっと薄め?濃いめ?」なんてやり取りが結構楽しくて。
どういうものを飾りたいからバックにどんな色が良いかとか。

塗りたてから乾くまでにどれぐらい色が飛ぶか。
それによっても雰囲気が変わるなぁということで。

分量を測りつつ。

今回は高知石灰さんの【白亜】を使っての試み。
どんな壁になるか。

それがとても楽しみでもあり、恐怖・不安でもある。

全て含めて楽しみです。

喜んでいただけますように。